カテゴリホビー、カルチャー美術品版画木版画状態やや傷や汚れあり（詳細）◆川瀬巴水「四ツ谷見附」昭和7年作（初代版元・土井貞一）初摺り木版画/吉田博・伊東深水・浮世絵・版画


この川瀬巴水「四ツ谷見附」は、初代版元・土井貞一制作の希少・初摺り木版画になります。

この木版画には（飯田國太郎）版元で
印が捺されておりますが、実際の版元は「土井貞一」が正解です。1930年代に注文が多く、
間に合わない時に限り、土井貞一系の飯田國太郎に請け負っていました。飯田國太郎版元印の
ついた木版画作品は8種類、（川瀬巴水、土屋光逸、ノエル・ヌエット）など、1930年代後半に製作されました。
制作責任者の（平井）は平井孝市のことで、彫り・摺りどちらも達者な職人で、摺りの（板倉）は坂倉清次郎、
渡邉版画店・初代版元（渡邊庄三郎）などでも活躍した有能な摺師でした。
（土井木版画店・資料文献）

（四谷見附）
甲州道中の出発点に位置し、江戸城の西の玄関にもあたる要所のひとつでした。
江戸時代に江戸城の外堀に作られた枡形の城門で見附とは敵の侵入を発見するための見張所という意味で、
江戸城では俗に三十六見附と言われる多くの見附がありました。 新宿区近辺の外堀は3代将軍・徳川家光の時代に
作られたもので寛永16年（1639）の築造になります。



【制作年代】昭和7年（1932作）初摺り木版画
【版元】初代版元・土井貞一
【木版画サイズ】38.8cmx26.4cm 誤差が出る場合は御了承下さい。
【状態】 余白に剥がしあとがあります。全体的に摺り、色合い、状態共に良品です。


＊本作品は正真正銘（真作）の本物保証木版画になります。
＊希望価格に満たない場合は出品取り消しをさせていただく場合がございます。



＜川瀬 巴水＞
（明治16年・1883年）5月18日～（昭和32年・1957年）11月7日
日本の大正・昭和期の浮世絵師、版画家本名は川瀬 文治郎（かわせ ぶんじろう）
衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく吉田博らとともに新しい浮世絵版画、新版画を
確立した人物として知られる。日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し、旅情詩・旅の版画家・
昭和の広重などと呼ばれ、国内外でも大変人気の木版画絵師で、またスティーブ・ジョブズが
愛した画家でも有名です。大正から昭和にかけて、約40年にわたって各地を旅し、四季折々の
自然や風俗を、描き続けた巴水の作品は見る人の心に時代への郷愁を呼び、旅への憧れを誘います。


（作品事項）
撮影での光の反射、モニター環境などなどで実物と色合いが異なる場合は御了承下さい。
古い作品のため出品の状態に関して特に表記されていない場合であっても汚れ、シミ、キズ等が
有る場合がございます。画像を確認いただき、ご理解、納得いただける方のみご入札お願い申し上げます。

状態につきましてはこちらの主観判断になりますので骨董品の旨ご承知し、
また画像をご確認いただき納得いただいた上で入札いただきますようお願い申し上げます。

＊落札後のキャンセルはお断り致しますので出品画像を参考に冷静なご入札の判断をお願い致します。


配送・お届け日数：落札入金後約2日～3日後　発送は、クロネコヤマト宅配便で発送させて頂きます。

お取引に付きましては、迅速・丁寧に対応させて頂いております。


（注意事項）
■落札後は24時間以内に落札者情報のご連絡、またお支払いは2日以内にお願い致します。
24時間以内に落札者情報のご連絡がいただけない場合は、落札取り消しを行い、
今後は入札及び落札が出来ないようになりますので、くれぐれも連絡をしていただきますよう
お願いいたします。


■商品到着後には受取連絡の手続きをお願いいたします。

発送完了で落札品の受け取り連絡がない事例がありますので、商品到着後には
必ず受け取り連絡をお願いいたします。連絡いただけない場合はこちらで判断させていただき、
今後は入札、落札取消しをさせていただく場合がございますので何卒ご理解いただきますようお願いします。


木版画に関する質問、お問い合わせは（質問欄）までお気軽にお問い合わせください。
「新版画専門店・鷹島見聞録」