○1964年に発売されたプリアンプです。スピーカーで有名なJBL社が作った傑作アンプの一つです。○オーディオ雑誌で何度も紹介されているのを見ているうちに、一度は手にしてその音を聴きたいと願っていました。15年前に東京のオーディオショップできれいな個体が売りに出ているのを知り、思い切って購入したものです。内部のパーツは、オリジナルを保っていなかったと思います。（オリジナルのままです、とは言われなかったので。当方、専門知識を持ち合わせていません）○同じJBLやMcIntoshのパワーアンプと組み合わせ、JBLのスピーカーに繋いで聴いていました。音の特徴は、（あくまでも主観ですが）スキッとした切れ味のある乾いた音をパワーアンプから引き出してくれる、というものです。商品の状態○フロントパネルには、目立つキズはありませんが、製品のネームシールの右端が少しめくれ上がり欠けています。（写真8枚目）年代物であることを考えると、きれいな個体ではないかと思います。○他の面は、若干のくすみはありますが、目立つキズ、汚れはありません。○メンテナンスは、これまでに二度おこなっています。一度目は9年前で、①バランスボリュウム不良により、汎用スライドボリュウムに交換。その為ツマミは左右端のポジションの「5」にまで行きません。（写真9枚目）②基板内コンデンサー交換。③各スイッチ、ボリュウム等のクリーニング二度目は、この11月におこない①フロント内の各スイッチ、ボリュウム等のオールクリーニング②プッシュボタンのランプ交換③内部、各チェックいずれも熊本県のメンテナンス専門業者にみていただきました。○メンテナンス内容から、内部パーツは「オリジナルのままではない」と言い切れると思います。（写真10枚目）※メンテナンスをしたからと言っても、この後時間が経つにつれて、各スライドパーツ部分からガリが出てくることは覚悟しておく必要があります。プッシュボタンのランプ切れもあるでしょう。※60年近く前の製品であることをふまえて、付き合っていく覚悟がいるように思えます。○SERIAL No.2624以上の点を理解（覚悟）してくださる方にご検討していただきたいと思います。