オールズやベッソン、ベンジやキングなど数多くの著名な金管楽器の設計と製造に携わってきたZigmant Kanstul。彼が創設したメーカーのKanstulもハンドメイドでクオリティーの高い楽器を制作してきました。トロンボーンですと、向井滋春氏のモデルやWilliamsのModel 6を再現したModel 1606など、聞き覚えのある方がたくさんいらっしゃると思います。このトロンボーンは、JAZZに特化した個体です、モデル760の特徴を持つCUSTOM BUILTドュアルボアトロンボーンになります、私見になりますが、カンスタルは、体格がアメリカンサイス、身長185センチ以上体重95キロ以上の方にジャストな気がします、ちなみに普段は、バストロ吹きの100キロ超の後輩に、試し吹きをしてもらうと、目の前に、40年ほど昔バブリーな時代出稼ぎに来日していた、ブラザープレイヤーの楽屋でのウォームアップのようでした、BigBandのソロ、クラブシーンで、ライブ、スタジオで即戦力で使用できます。但し、オーソドックスな響をお求めの方には不向きです。また、ベルが少し長めなので、3ポジ、4ポジションの感覚が戸惑うかもしれません。キー： Bb / Fボア： .500 .530 "ベル： 8インチマウスパイプ：固定スライド：ニッケル楽器としてはとても良く鳴り、またスライドの滑りも良好です。ベルに小さな凹みあります画像8参照マウスピースは、VINCENT BACH CORP MT VERON NY　81/2BW　細管(１９53～6５年頃のニューヨークマウントバーノン で製造されたマウスピースです)を、付けさせていただきます。唇の厚目の方に最適です。VINCENT BACH CORP.NEW YORK 22SC 細管(１９２８～５３年頃のニューヨークで製造されたマウスピースです、本体より価値があります?)を、付けさせていただきます。真偽は定かではありませんがトロンボーンの鬼才フランクロソリーノ使用していたというマウスピースです。 当時のカタログには「ＨＯＴ」トロンボーンワーク用に開発されたモデルとあります。 リムはワイドクッションリムでかなり厚めです。 リム外側エッジがラウンドになっています。 口あたりはとてもソフトです。